デリケートゾーンが石鹸でしみる【4つの原因と7つの解決方法】

いつものようにお風呂デリケートゾーンを石鹸で洗っていたら何だか違和感が・・・たまにしみる、ヒリヒリする時ってありませんか?いつもと様子が違うと「これって性病?」と不安になってしまいますよね。性病が疑わしいけどすぐに病院に行けない方もいると思います。

しかし、デリケートゾーンを洗った時しみるからと言って、性病と決めつけるのはまだ早いです。原因は他にも考えられるからです。もしかするといつも使っている石鹸が合っていない、洗い方が間違っているなども考えられます。

少しでも不安な気持ちが減るように、こちらのページでは石鹸でデリケートゾーンを洗った時にしみる原因と解決方法を紹介します。肌トラブル予防にも繋がる情報がいっぱいなので、ぜひチェックしてみてください!

デリケートゾーンを石鹸で洗うとなぜしみるのか?その4つの原因

毎回お風呂でデリケートゾーンが石鹸でしみないかと冷や冷やするのは辛いですよね。一刻も早くしみる悩みを無くすためには、原因を知ることが大事です。石鹸や洗い方、病気などで肌トラブルを起こしている可能性があります。原因によって解決方法が変わるので、まずどうしてしみているのか確認しましょう。

原因1.デリケートゾーンに使う石鹸

あなたはいつもデリケートゾーンをどんな石鹸で洗っていますか?市販のボディソープ、とくにアルカリ性の商品は、弱酸性の肌環境を崩しやすいためNGです。「合成界面活性剤」や「香料」などの添加物も、肌に負担をかけやすいです。デリケートゾーンは、他の部分より皮膚が薄く、刺激の強いボディソープで肌が傷みやすくなるからです。

デリケートゾーンは弱酸性の性質のためアルカリ性の石鹸は相性が良くありません。洗浄力が強すぎるものは、肌にある皮脂や表面のバリア機能まで洗ってしまいます。膣や尿道などの粘膜部分も傷をつける可能性があります。そのため肌荒れしやすく、洗った時にしみてしまうのです。

原因2.デリケートゾーンの間違った洗い方

今デリケートゾーン向けの石鹸やソープで洗っている方もいると思います。それでも、しみる場合は洗い方が間違っている可能性があります。ナイロンタオルでゴシゴシ洗いは、肌に大きなダメージを与えます。

洗浄力の強い石鹸と同様、肌を守る皮脂やバリア機能まで洗い流してしまうからです。お尻からデリケートゾーンの順番で洗っている方もNGです。肛門には雑菌が多いため、お尻から洗うとデリケートゾーンに菌を運びやすくなるからです。

熱めのお湯が好きという方も多いですがコレも良くありません。肌の皮脂などを洗い流すからです。石鹸のすすぎ残しも雑菌繁殖の原因となり、においや痒みに繋がるため気を付けてください。

原因3.アンダーヘアの脱毛法

デリケートゾーンの悩みでも多い、アンダーヘア。脱毛サロンでVIO脱毛している、定期的に自分で脱毛している方もいると思います。脱毛は肌にダメージを与えやすいので、石鹸で洗った時しみる原因となります。

とくに自分で脱毛している方は要注意です。市販のボディソープの泡とT字カミソリでの脱毛はかなり肌に負担をかけます。市販のボディソープは洗浄力が強いという話をしました。T字カミソリは、ムダ毛だけでなく肌まで削る恐れがあります。

使い捨てのカミソリや長期間使用したカミソリは、刃こぼれといって刃が欠けている可能性があります。刃こぼれしたままのカミソリで脱毛すると、肌に傷がつき洗浄時に石鹸でしみるわけです。

原因4.デリケートゾーンの病気

デリケートゾーンの専用石鹸を使っているし、洗い方も間違っていない。アンダーヘアの脱毛も正しく行っているのに、石鹸がしみる場合は病気の可能性があります。考えられる病気はいくつかありますが、特に多いものを紹介します。

その1.カンジタ膣炎(膣カンジタ症)

デリケートゾーンや膣内が炎症を起こし、強いかゆみや白いおりものが出ます。おりものはカッテージチーズのようにボソッとしていて生臭いにおいがするため、比較的わかりやすい病気です。

カンジタの原因はカビの仲間である真菌です。真菌は人間の体に存在していて、健康な時は免疫力によって増えにくくなっています。ストレスや疲労などで免疫力が弱ると感じた菌が増えて発症します。性行為に関係無く起こり、約20%の女性が発症経験のある病気です。

その2.細菌性膣炎

私たちの膣内には善玉菌の「デーデルライン桿菌」が乳酸を作って、弱酸性(ph4.5以下)をキープしています。酸性にすることで雑菌繁殖をしにくくしています。これを自浄作用とも言います。自浄作用が低下すると雑菌が増え、細菌性膣炎にかかりやすくなります。

デリケートゾーンや膣に炎症やかゆみ、痛みが起こります。軽度の炎症のため無自覚な方もいますが、おりものが黄色や灰色で水っぽく、生臭くなり異常に気づくケースもあります。

その3.アトピー性皮膚炎

かゆみや炎症を何度も繰り返します。原因は様々あり、アレルギー体質やバリア機能の低下などが考えられます。細菌や免疫力の低下なども原因となり、複数の原因が合わさって発症する場合もあります。女性はデリケートゾーンにアトピーの症状が出やすく、カンジタ膣炎を同時に起こしやすいです。

その4.性器ヘルペス

性行為によるSTD(性感染症)で、単純ヘルペスウイルス(HSV)への感染から一週間ほどで、外陰部にかゆみや違和感を覚え、やがて水疱や潰瘍ができて痛み出します。

その5.トリコモナス膣炎

トリコモナス原虫に感染して起こる性感染症です。性行為で起こりやすい病気ですが、温泉のイスやタオルなどから感染する、出産時に母から子へうつる可能性もあります。

潜伏期間は数日~1ヶ月、デリケートゾーンが痒いと感じる方もいますが、約30%の女性は自覚症状が無く気が付きません。おりものが黄色や緑色で泡立ち、悪臭がするのも特徴です。

その6.外陰潰瘍

デリケートゾーンや膣に潰瘍ができ痛くなります。この症状は1~2週間続きますが治っては再発してと繰り返すことが多いです。尿の排泄時や生理に関係して痛みが増す方もいます。免疫異常やベーチェット病が原因とされています。

以上の病気にかかっていると、石鹸でデリケートゾーンがしみると感じやすくなります。しみた時はすぐに泡をすすいでください。

石鹸でデリケートゾーンを洗ってしみる!7つの解決方法

石鹸でデリケートゾーンがしみるのは辛いですが、解決方法があるので出来ることから始めてみてください。先ほど紹介した原因から自分がどれに当てはまるか確認し、原因に合わせた解決法から始めることをおすすめします。ただし病気が考えられる場合は無理をせず、病院を受診するようにしましょう。

方法1.デリケートゾーン専用の石鹸に替える

まず市販のボディソープで界面活性剤や添加物が入ったものは使わないようにしましょう。必要な皮脂や善玉菌まで落としてしまうため、デリケートゾーン専用の石鹸に替えてください。専用の石鹸は、デリケートゾーンや膣と同じpHの弱酸性で作られています。

専用石鹸は、肌を乾燥させにくく、自浄作用も守りやすくする効果が望めます。ブレンドしたハーブのジャムウ成分や、カミツレ、アロエなど、健やか肌へと導く成分が入っている商品が多いです。殺菌効果が望める有効成分が入った医薬部外品は、より清潔にデリケートゾーンを保ちやすくなりおすすめです。

配合成分によって、においや黒ずみにもアプローチが期待できるので、悩みに合わせて専用石鹸を選ぶと良いでしょう。

方法2.デリケートゾーンを正しく洗う

基本的にデリケートゾーンは専用石鹸で優しく洗います。ナイロンタオルではなく、泡と手指で洗うことが大切です。固形や液体の石鹸は泡立てが必要なので、泡立てネットを使用するとキメ細かい泡が感棚に作れます。泡タイプの石鹸はすぐに泡が出てくるので便利です。

そして泡をクッションに、指の肌で前から後ろへと洗浄します。アンダーヘアはマッサージをするように洗い、毛穴の奥まで泡を行きわたらせます。デリケートゾーンは複雑な構造なので細かい部分も丁寧に指で撫で洗いしてください。

商品によっては泡パックが推奨されているので、推奨されている時間を目安にパックするのもおすすめです。よりスッキリを実感しやすくなります。最後にすすぎ残しがないよう、ぬるめのお湯ですすいで完了です。

方法3.正しくアンダーヘアを脱毛する

アンダーヘアの脱毛前後は、カミソリのダメージから守るために保湿してください。デリケートゾーン専用の保湿クリームがおすすめです。電気シェーバーの場合は、専用のもの、ペンタイプを使いましょう。専用のシェーバーなら肌を守る機能や、ジェルが出る機能があり負担をかけにくいからです。ペンライプは細かい部分もお手入れしやすいためです。

デリケートゾーン専用のシェービングジェルの使用も忘れてはなりません。弱酸性で優しく美肌成分なども入っているからです。脱毛派上から下へ毛流れに沿って行います。刃をあてるのはなるべく1回で済ませば、デリケートゾーンの肌に負担をかけにくくなります。脱毛後は必ず専用のクリームで保湿してください。

方法4.婦人科を受診する

デリケートゾーンがしみる、痒いなどの症状が長引く時や、おりものの異常がみられた時はすぐ婦人科を受診してください。症状を放置していると複合感染などで悪化する恐れがあるからです。

病院に行く時間がない時は、薬局やドラッグストアの市販薬で一時的に症状を落ち着かせる方法もあります。その際は薬剤師に相談してから購入してください。自己判断で薬を使うと、長引く、悪化する可能性があるからです。そして病院に行ったら、使用した薬も報告してください。

方法5.規則正しく生活する

疲れやストレスが溜まると免疫力が低下し、デリケートゾーンの病気にかかりやすく、治りにくくなるため、毎日の生活を整えることも大切です。疲れやストレスを溜めないようしっかり睡眠をとり、バランスの良い食生活を心がけてください。

適度な運動も血行促進などが望め、健やかな体作りへと繋がります。感染しやすい方はまず体力をつけることも意識してみてください。

解決法6.下着やストッキングを見直す

デリケートゾーンの病気は菌などの増殖や感染が原因です。なるべく肌を清潔にさせておくことが大事なので、下着やストッキングなどを見直してムレ対策をするようにしましょう。

生理ナプキンやおりものシートをすぐ替える、ゆったりとした下着やストッキングを選ぶなど気を付けてください。スキニーパンツやガードルなども、蒸れやすいため要注意です。

解決法7.トイレの後はデリケートゾーンを綺麗にする

トイレをした後にトイレットペーパーでゴシゴシ拭くと、デリケートゾーンに見えない傷を作ってしまいます。肌が弱っている時や病気にかかっている時は、ちょっとした刺激でも炎症が酷くなります。

ビデで優しく洗う、赤ちゃんのお尻ふきやお尻向けの薬用洗浄剤で洗うなどをおすすめします。ただしこれらの方法でデリケートゾーンや肛門がしみる場合は、使用を中断してください。ビデも高温や洗い過ぎは自浄作用を弱らせるため、洗い過ぎないよう気を付けてください。

デリケートゾーンが石鹸でしみるのは何らかのサイン!日々の予防と早めの受診が大事

デリケートゾーンの石鹸がしみる時はいくつかの原因が考えられます。原因を突き止め、石鹸や洗い方、生活習慣を見直すだけで、しみにくくなる方もいます。しみたまま放置していると膣内環境が悪くなり雑菌が増え、病気に繋がりやすくなるため要注意です。

他の感染症も併発するとさらに厄介ですし、不妊などの原因にもなってしまいます。もし石鹸でデリケートゾーンがしみることがあれば、体からのサインだと思ってください。病気を発症させない、悪化させないためにも、正しいお手入れで対策していきましょう。

「病気かな?」と思ったら、早めに婦人科を受診してください。