ハイドロキノンのデリケートゾーン黒ずみ解消力[副作用と注意点]

デリケートゾーンの黒ずみに「ハイドロキノン」を使いたいと考えている人もいるのではないでしょうか?

美白力がすごいと言われているし、海外でも主流の成分だから、つい使いたくなってしまいます。もし一気に黒ずみが薄くなれば嬉しいですよね。

こちらのページでは、ハイドロキノンについて詳しく解説します。効果や値段、副作用など、気になる情報をチェックしていきましょう。

デリケートゾーンの黒ずみビフォーアフター写真

1.ハイドロキノンはどんな成分?どんなことに使われている?

美白成分として有名なハイドロキノンは、どのような悩みに使われているのでしょうか。ハイドロキノンを正しく使用するために、まずどんな成分かチェックしましょう。

1-1.ハイドロキノンはシミ対策に使われる天然成分

イチゴやコーヒー、紅茶などに含まれる天然成分です。写真を現像する時にも使われています。現像をしていた人の肌が白くなっていたため、「美白にいいのではないか」となりその効果が発見されました。

アメリカでは一般的な成分で、40年以上も前から美白化粧品に採用されています。取り扱いが難しいため、国内では医師だけが管理できる成分でした。しかし2001年に薬事法の規制が緩くなり、化粧品にも使用できるようになったのです。

1-2.ハイドロキノンは10~100倍の美白力!?

「お肌の漂白剤」と言われるハイドロキノンは、ただシミを予防するだけでなく、すでにあるシミを消す効果も望めます。

美白成分といえば何を思い浮かべますか?有名なものだと「ビタミンC」「アルブチン」などがありますよね。これらの成分に対してハイドロキノンは、10~100倍の美白パワーと言われているほど強力です。

ただし、全ての色素沈着に効くわけではありません。皮膚の表面(基底層から表皮)のシミなどにアプローチできますが、奥(真皮)への効果は薄めです。

2.なぜハイドロキノンはデリケートゾーンの黒ずみ解消にいいの?

続いて「ハイドロキノンがデリケートゾーンの黒ずみに効く」と言われる理由について見て行きます。

◆ハイドロキノンの働き
1.メラニンを作るチロシナーゼの働きを抑える
2.メラニンを作る場所メラノサイトを減らす
3.還元作用によりメラニンの色を薄める

ポイントは黒ずみの原因であるメラニンへのアプローチです。

2-1.メラニンを作るチロシナーゼの働きを抑える

デリケートゾーンが下着やナプキンの摩擦を受けると、チロシナーゼという酵素が活発になります。黒色メラニンはこの酵素が大きく関係しています。

できたメラニンは、チロシナーゼが活発になるとによって黒色メラニンに変わり、表皮部分に溜まると黒ずみに変化します。

ハイドロキノンは、黒色メラニンを作るチロシナーゼをブロックする作用が望めます。チロシナーゼを抑制することで、黒ずみを作りにくくするというメカニズムです。

2-2.メラニンを作る場所メラノサイトを減らす

さらにハイドロキノンには、黒ずみの原因であるメラニンを作るメラノサイトにもアプローチします。メラニンを生産しにくくするため、新しい黒ずみ生成の抑制も望めます。

2-3.還元作用によりメラニンの色を薄める

酸化してしまったメラニンを元に戻すのが、ハイドロキノンの優れた特徴です。

チロシナーゼにより酸化し黒くなったメラニンを、元に戻す効果が望めます。つまり一度黒ずんでしまった部分を薄くすることが期待できるのです。

そのため、ハイドロキノンはデリケートゾーンの黒ずみに効くと言われているのです。根本的にアプローチできるし、3つのポイントで黒ずみ対策できるので、非常に頼もしい成分です。

3.病院でハイドロキノンを処方してもらう!購入場所や費用をチェック

デリケートゾーンの黒ずみに期待がもてるとわかったら、使ってみたいと思いますよね。病院で処方してもらう方法があります。その時の費用や注意点を詳しく見て行きます。

3-1.ハイドロキノンを処方してもらえる病院はどこ?

ハイドロキノンクリームは、「皮膚科」「美容皮膚科」「美容外科」で処方してもらえる塗り薬です。ただしデリケートゾーンの黒ずみを診てくれる病院に行きましょう。

一般的な皮膚科は湿疹や水虫などがメインのため、デリケートゾーンの黒ずみを診察してもらえない可能性もあります。美容皮膚科と併用している皮膚科なら、診てもらえる場合もあるでしょう。

美容皮膚科や美容外科では、診てもらえるところも多いです。ネットで症例などを調べてから、カウンセリングを受けてください。

3-2.トレチノインと併用する場合もある

病院ではハイドロキノンと一緒にトレチノインが処方されることがあります。トレチノインはビタミンA誘導体です。ハイドロキノンを浸透率アップやターンオーバーのサポートが望める成分です。

⇒トレチノインに関する内容は「トレチノインの黒ずみ解消効果と口コミ[痛みや副作用は大丈夫?]」のページにまとめましたのでお読み下さい。

3-3.なるべく安く購入したい!保険は適用されるの?

病院でハイドロキノンを処方してもらう場合は、自由診療となるため保険適応外となります。病院独自のクリームだったり、メーカー取り寄せだったりするため、値段はまちまちです。なかには10,000円以上するものもあります。

3-4.皮膚科のハイドロキノンはいくらぐらいするの?

しかし一般的には2,500円/5gぐらいです。値段に差があるのが現状です。無料相談で薬の値段を聞き、あまりに高い場合は、他のハイドロキノンとの違いを確認してください。そして納得してから治療を始めましょう。

その他にも診察代などがかかります。

・初診料:2,000~3,000円
・再診料:1,000~2,000円
・診察代や処方料:診察内容により変わる

薬代だけならいいですが、トータル見ると4,000円以上かかることも多いです。通院治療のため年間で見ると結構な費用になります。

3-5.皮膚科のハイドロキノンの注意点

病院でハイドロキノンを処方してもらえば、安心感は高めです。しかし注意点があるので事前に知っておきましょう。

定期的な通院が必要

医師が個人的にハイドロキノンを処方する際は、配合濃度の規制がありません。高濃度のものも処方している医院もありますが、その分肌に負担をかけやすいため、定期的な通院が必要となります。

長期保存が利かない

病院で調合されたハイドロキノンは、長期保存ができないものが多いです。開封後は直射日光の当たらない涼しい場所で保管し、早めに使いきりましょう。

酸化すると効果が減るだけでなく、かぶれの原因にも繋がるため古くなったものは使用しないでください。

4.市販でもハイドロキノンは買えるの?購入場所や費用をチェック

病院でデリケートゾーンの黒ずみを診てもらい、ハイドロキノンの処方を受けるのは少しハードルが高いと感じている人もいるでしょう。市販でもハイドロキノンは購入可能です。ただし選び方に十分気を付けてください。

4-1.市販でハイドロキノンを買う時の選び方

市販のハイドロキノンクリームには色々な種類があるため、どれがいいのかつい悩んでしまいます。選び方のポイントは2つです。

・安全性で選ぶ
・即効性で選ぶ

安全性で選びたい人:濃度1~3%

市販のハイドロキノンクリームは、約1~4%が一般的です。3%までのものが安全性も高く、肌トラブルも低いとされています。肌の弱い人や始めてハイドロキノンを使用する人は、3%以下にしておきましょう。

それでも肌刺激を感じる人もいますが、正しく使えば酷い副作用は出にくいでしょう。

即効性を求める人:濃度4~5%

すぐに、劇的な美白を望む人には4%以上をオススメします。ただしその分、薬はきついです。
赤みやヒリヒリを感じる確率が上がります。外国ではガンの恐れも懸念されているほどです。そのため高濃度のハイドロキノンクリームは、医師の処方が必要なのです。

市販で買う場合はなるべく5%以下にしてください。そしてパッチテストを行いましょう。

◆もっと高濃度のハイドロキノンもあるの?
配合濃度6%以上のハイドロキノンもなかにはあります。しかし、市販で買える濃度を超えているので、非常に危険です。赤みやかぶれ、白斑などの副作用があるので、自己判断で6%以上の使用はやめましょう。

白斑は塗った部分が白く色が抜ける症状です。私も白斑を写真で見ましたが、塗っていない部分と色が全く違い、安易に使えないと感じました。

どうしても使いたい時は、必ず医師に相談し処方してもらってください。ハイドロキノンは、それほど取り扱いに注意が必要な成分なのです。

5.病院と市販どちらのハイドロキノンがデリケートゾーンの黒ずみにいいの?

美容皮膚科などで処方してもらう、市販で購入する、この2つのハイドロキノンを紹介しました。大きな違いは「濃度」です。濃度別の違いを表でまとめました。

◆ハイドロキノンの濃度別の比較
1~3% 4~5% 6%以上
効果を実感する時期 3~6ヵ月 数週間~3ヵ月 数週間~
購入方法 市販/皮膚科 市販/皮膚科 皮膚科
肌刺激・副作用 少なめ 赤みやかぶれの恐れ 白斑の恐れ
必要なお手入れ UV対策 UV対策・保湿 医師の説明に従う

1~3%だと濃度が低く、効果の実感までに半年かかる人もいます。4~5%だと比較的早く効果を感じやすいですが、肌刺激がやや心配です。

そして問題は6%以上のハイドロキノンです。すぐに効果が欲しい人には良いですが、かなり肌刺激が強いです。

個人的にはどれも扱いづらそうというのが正直なところです。この中でどれがいいかと言われると一番濃度の低いものと答えます。しかし低濃度のものですら、デメリットが目立ちます。

ハイドロキノンのわりに効果を実感する期間が長く、その間多少の副作用を心配しなければいけません。さらにUV対策も必要で続けにくそうと感じました。

6.ハイドロキノンはどうやって使うの?塗り方のポイント

ハイドロキノンは高い効果がある反面、肌刺激も強いことをわかってもらえたと思います。そのため、デリケートゾーンの黒ずみに塗る時は、慎重に使わないといけません。なるべく安全に使用するために、いくつか塗る前と塗り方のポイントを説明します。

ポイント1.パッチテストをする

赤みやかぶれが出る恐れがあるため、必ずパッチテストを行ってください。使う前に目立ちにくい箇所へハイドロキノンクリームを塗り、異常がないか確認します。

パッチテストの手順

1.ハイドロキノンを絆創膏などに塗る
2.二の腕の内側など目立ちにくい箇所に貼る
3.24時間放置する
4.肌に異常がないかチェックする

しっかりチェックしたい人は、さらに1日貼ると良いでしょう。とくにデリケートゾーンは皮膚が薄い部分なので必須です。

ポイント2.綺麗な肌に塗る

デリケートゾーンを専用石鹸で洗ってから塗りましょう。洗浄後は成分の浸透が上がるため、ハイドロキノンの強い刺激を受けやすいです。そのため、20分ほど時間を置いてから塗ってください。ただし、医師から聞いた使用法や商品に記載された使い方を優先してください。

ポイント3.薄く塗る

ハイドロキノンは基本的には1日2回毎日使用します。肌刺激の強い成分なので、たくさん塗るのはNGです。黒ずみが気になる部分だけ薄く塗りましょう。

7.デリケートゾーンの黒ずみに塗るのは待って!ハイドロキノンの悪い口コミが気になる

まるで魔法のように美白できそうなハイドロキノンですが、なんとなく「普通に使えないのでは?」気づいている人もいるのではないでしょうか。

実際その通りで、ネットの口コミには「大丈夫なの・・・?」と思う声が多々ありました。デリケートゾーンに使った人たちの口コミを見て行きましょう。

“危険です!おすすめしません
ハイドロキノンをVラインに使ったら、すぐに美白できました。でも、一部が白く斑点になってしまいました。怖くなり一回使用を中断し、1週間後にまた使ったらさらに斑点が増えました。正直後悔しています。(27歳/派遣/写真は非公開希望)”

“濃度の低いものにしたのに・・・
2%なら大丈夫だろうと思って、デリケートゾーンの黒ずみに塗っていました。パッチテストもしたのに、赤く腫れヒリヒリしました。結局病院に行くことになりショック。最初から使わなければ良かったです。(24歳/販売/写真は非公開希望)”

“余計に酷くなった
どうしても色素を薄くしたくて塗ったことがあります。でも色がどんどん黒くなるので、「これはマズイ」と感じてやめました。怖くなりもう使っていません。(32歳/事務/写真は非公開希望)”

このような声を見ると、簡単に使わない方が良いと感じますよね。それもそのはず、ハイドロキノンには副作用や使用上の注意点がいくつかあるのです。

8.デリケートゾーンの黒ずみに危険!?ハイドロキノンの注意点と副作用

これまでも赤みやかぶれ、白斑などについて触れましたが、もっと恐ろしい副作用もあるのが現状です。なるべく副作用を避けるために、使用上の注意点も併せて見て行きましょう。

8-1.ハイドロキノンによる4つの副作用

まずは副作用を解説します。

副作用1.肌荒れを起こしやすい

ハイドロキノンによる副作用は何度もお話してきましたが、本当に危険なので気を付けてください。副作用を知ったうえで使いましょう。

肌刺激が強すぎて痛み・かゆみ・乾燥・赤みなどの、肌荒れを起こす場合があります。ケロイド状になることもあるので要注意です。

副作用2.デリケートゾーンは白斑が出来やすい

デリケートゾーンに塗って、すぐに高い美白力を実感できる場合があります。しかしハイドロキノンの効果が強すぎて、色が明るくなりすぎる可能性があります。

しかも塗った部分だけ白く斑点になる白斑に要注意です。模様のようになり不自然に見えてしまいます。

副作用3.発ガン性も懸念されている

ヨーロッパでは発がん性が懸念されているため、ヒトへの使用は禁止されています。ハイドロキノンが主流のアメリカでも、市販薬は2%以下しか許可されていません。

さらにアメリカでは、ラットの動物実験で異常が確認されています。甲状腺や腎臓のガン、白血病、肝細胞腺腫の発生リスクが高まるという報告もあります。

副作用4.デリケートゾーンは経皮吸収が心配

膣口・尿道・その周りのIラインは粘膜のため、経皮吸収が高い部分です。通常の皮膚よりも、成分を体内に取り込みやすいとされています。そして成分は子宮などに蓄積されます。

経皮毒の研究に詳しい薬学博士によると、腕の内側に比べ性器の経皮吸収は42倍とのことです。発がん性も懸念されている成分が、体内に溜まると考えたらゾッとしますよね。

8-2.ハイドロキノンの使用4つの注意点

続いて使用上の注意点を確認しましょう。

注意点1.自己判断で使わない

ハイドロキノンは、肌に相当なダメージをかけてしまいます。美白成分で有名な、トラネキサム酸・アルブチン・ビタミンC誘導体などと比べても、肌刺激が最強と言ってもいいほどです。

先ほども解説したように、いきなりデリケートゾーンに塗るのではなく、パッチテストを行ってください。市販のものを塗る場合も、念のために医師に確認してから使いましょう。

肌が強いと感じている人でも、デリケートゾーンに塗る時は慎重にならなくてはいけません。安易に使わないでください。

注意点2.効果が出ない場合もある

ちょっとした下着やナプキンの摩擦でできた黒ずみなら、ハイドロキノンでも効果を実感しやすいです。しかしできてから、何年~何十年も経過した黒ずみは解消しにくいです。

ハイドロキノンは肌の真皮部分にアプローチしにくいからです。いくら強力な美白成分と言われていても頑固な色素沈着には効きにくいため、効果を期待しすぎないようにしましょう。

注意点3.安易に高濃度を選ばない

市販の美白クリームに使用することができるのは、4%までとされていて、3%以下の方がリスクは低いです。

高濃度のものは、副作用の確率が上がるため病院の処方が必要です。低濃度のハイドロキノンで効果を実感できなかったからといって、自己判断で濃度を上げると、取り返しのつかないトラブルに繋がる場合もあります。

注意点4.摩擦や紫外線に弱くなる

冒頭の方でもお伝えしたように、メラニンの生成抑制や蓄積したメラニンの排泄が望める成分です。つまりハイドロキノンは、肌のメラニンを減らすのに特化しているのですが、減らし過ぎは良くありません。

もともとメラニンは肌を摩擦や紫外線から守る役割を果たしています。そのためハイドロキノンで量を減らすと、肌は外部刺激に弱くなってしまうのです。ちょっとした摩擦で黒ずみやすくなります。紫外線もあびてはいけません。

そのため紫外線の強い日の薄着も避ける必要があり、ハイドロキノンを塗ったまま水着やショートパンツにはならない方が良いでしょう。表に出ないデリケートゾーンでも、重ね着してUVケアの必要があります。

9.ハイドロキノン以外でもデリケートゾーンの黒ずみは解消できるの?

「ハイドロキノンは副作用が心配だし、使用方法も面倒」と感じている人もいると思います。その他の手段でデリケートゾーンの黒ずみを解消することはできるのでしょうか。

できます!

ハイドロキノンは医薬品なので、医薬部外品を使えば副作用も注意点もリスクが下がります。

・医薬品:高い効果が望めるが、副作用が強い
(ハイドロキノン・トレチノイン)

・医薬部外品:ゆるやかな効果が望めるが、副作用が低い
(イビサクリーム・ホワイトラグジュアリープレミアムなど)

国内では黒ずみ関係の医薬部外品が販売されています。副作用の心配はほぼないだけでなく、肌刺激もかなり抑えられているものが多いです。トラネキサム酸やビタミンC誘導体など副作用の低い美白有効成分が使われています。

そのため医薬部外品の方が心置きなく、デリケートゾーンの黒ずみ対策ができるのです。

正直ハイドロキノンは扱いにくい!デリケートゾーンの黒ずみ解消にオススメできない

高い美白力が注目されているハイドロキノンは、副作用のリスクが高い成分です。薬事法の規制緩和により、気軽に入手しやすくなったからこそ、慎重に使わないといけません。

例え低濃度であっても、普通の美白成分よりも肌刺激や発がん性が心配です。市販で購入した場合も、必ず医師に相談してから使用してください。

ハイドロキノンは素人だけで簡単に扱えません。それなら安全性の高い医薬部外品でお手入れした方が安心です。

身体に負担をかけにくいデリケートゾーン向けのクリームの使用が、黒ずみ解消の近道となるでしょう。

デリケートゾーンの黒ずみビフォーアフター写真