デリケートゾーンかゆみとにおいの関係|共通の原因と6つの対策

デリケートゾーンのかゆみとにおいに関する相談をよく聞きます。ふと「この2つは関係しているの?」と思ったので調べてみることにしました。

どちらも多い悩みで、なかには両方気になっている人もいます。できればまとめて解消したいですよね。両者に共通する原因を追究して、効率的なケアを紹介します。

デリケートゾーンのかゆみとにおいで悩んでいる人は2人に1人!?

株式会社薬事法ドットコムが行った「デリケートゾーンの悩み調査」を見てみました。30代~60代のデリケートゾーンに悩みを抱える女性300人を対象としたアンケート調査です。

1位が「かゆみ(約60%)」、2位が「におい(約50%)」だったのです。つまり2人に1人の女性が、かゆみやにおいで悩んでいることになります。

そして約30%の女性しか、現在デリケートゾーンのケア用品を使っていないとのことです。悩みはあるけど対策方法がわからずにいる人が多いこともわかります。

2.デリケートゾーンのかゆみとにおいが一緒に起こる原因をチェック

なぜ陰部の「かゆみ」と「におい」は起こりやすいのでしょうか。この2つに共通する原因を調べると、私たちの身近な習慣も関係しているとわかりました。

・ムレ
・ストレス
・感染

この3つが原因です。それぞれ詳しく見て行きましょう。

2-1.ムレでデリケートゾーンのかゆみとにおいが起こる

「ムレ」によって陰部のかゆみとにおいが起こっている人は多いです。ムレは雑菌を繁殖しやすくするからです。以下のような状況で発生しやすくなります。

・生理やおりもの
・下着
・服

生理中やおりものが多い時に使うサニタリー用品が原因となる場合があります。下着のしめつけや素材によって通気性が悪くなると蒸れやすくなります。

そのためスキニーパンツやストッキングのように、風通しの悪い服もかゆみやにおいの原因になりうるのです。

2-2.ストレスが溜まるとデリケートゾーンの臭いとかゆみが発生しやすい

「ストレス」が原因の場合もあり、ムレ以外で陰部の症状が気になる時は、この可能性が考えられます。

ストレスが溜まると、抵抗力などが低下してデリケートゾーンの雑菌が増えやすくなります。そのためにおいやかゆみに繋がる時があるのです。

2-3.デリケートゾーンのかゆみとにおいは感染症の可能性がある!?

原因がムレでもストレスでもない場合は、「感染症」も考えられます。

なかでもカンジダやトリコモナス膣炎は、フェミニンゾーンに炎症が起こり痒みや臭いを発しやすくします。性行為によって感染することが多く、免疫力が低下していると発症しやすいです。

カンジダでお悩みの女性は多く、むず痒さやにおい、白いぽろぽろとしたおりものが特徴です。トリコモナス膣炎は、泡状でクリーム色のようなおりものが出ます。痒みと強い臭いが起こります。

⇓デリケートゾーンのかゆみの症状に関する詳しい内容⇓

デリケートゾーンのかゆみの症状や疾患ごとの原因と対策方法

デリケートゾーンは酸っぱいにおいはOKでもかゆみや色の変化はNG

よくおりものの臭いがするから、感染症や病気ではないかと心配になる人がいます。しかし
本来おりものは酸っぱいにおいがするものです。

膣内の常在菌がグリコーゲンを食べて乳酸を発し、自浄作用を保っているからです。この作用のおかげで、膣内は健康を保たれています。

おりものが付着したまま放置するとにおいが強くなります。また生理前のおりものも、いつもより臭いやすいです。

そのため酸っぱいにおいがするからといって、感染症などを疑う必要はありません。かゆみやおりものの状態に異変が無ければ、生理的な変化と考えてOKです。

3.一気に解消したい!デリケートゾーンのかゆみと臭いを対策

どうやって対策すればいいのかがわかりにくい、陰部の「かゆみ」と「臭い」を同時に解消するポイントを紹介します。

3-1.ムレによるデリケートゾーンのかゆみと臭い6つの対策方法

かゆみや臭いの原因である「ムレ」は、生理の経血やおりもの、下着、服によって起こるとお話しました。それぞれ対策方法をチェックしていきましょう。

対策1:生理用品やおりものシート

サニタリー用品は、様々な種類が販売されています。肌触りが良くて無香料タイプがオススメです。肌刺激が軽くデリケートゾーンのトラブルを起こしにくいからです。香料のついた商品も多いですが、体臭とにおい混じりするためオススメできません。

そしてこまめな交換が大切です。2~3時間おきが目安です。サニタリー用品を上手に使えば、ムレの軽減や清潔感アップが望めます。

◆オリモノシートは使った方が良いの?
生理ナプキンは使うけど、オリモノシートは使わないという人も多いと思います。確かにオリモノが気にならない時はシートを使わない方が蒸れにくいです。敏感肌の人はナプキンと同じように、かぶれてしまう場合もあります。

しかしオリモノが多い日は、シートを利用するのも良いでしょう。ナプキンより小さく薄いため持ち運びにも便利です。オリモノの汚れも防げるため下着が長持ちします。

対策2:下着

かわいい下着にはポリエステル素材が多いです。しかし合成繊維はムレの原因となるためオススメできません。

綿やシルクの下着にかえるだけで、通気性アップが望めます。ムレが減れば臭いも痒みの軽減にも繋がるでしょう。サイズは締めつけないぐらいがオススメです。

対策3:服装

下着と同じく締めつけのある服装はNGです。ストッキング、スキニーパンツよりも、膝丈のストッキングやガウチョパンツ、スカートの方が通気性も良くなります。

対策4:洗い方

陰部は構造が複雑なので、見えない部分に汚れが溜まりやすいです。忙しくてシャワーでサッと済ます人もいると思いますが、時には入浴したり、デリケートゾーンをこまめに洗ったりしてみてください。

ゴシゴシ洗うのは肌に負担がかかり逆効果ですので、泡でやさしく丁寧に洗うようにしましょう。

対策5:石鹸・ソープ

ボディソープでデリケートゾーンを洗ってはいませんか?デリケートゾーンは粘膜部分に近く皮膚が薄いため、体用の石鹸やソープはかゆみやかぶれ、臭いの原因になってしまうのです。デリケートゾーン専用の石鹸を使うようにしましょう。

◆デリケートゾーン専用の石鹸・ソープが人気
ちなみにデリケートゾーン用の石鹸は注目されているアイテムです。
冒頭でも紹介した「デリケートゾーンの悩み調査」では、2人に1人が「専用の液体ソープ」でケアしたいと回答しています。「専用の固形石鹸」よりも10%以上も多いです。

確かに固形石鹸より液体ソープの方がサッと使えて便利ですよね。石鹸が溶ける心配もないので、保管方法も楽チンです。最近は泡で出てくる専用ソープが人気を集めています。

⇓泡タイプのデリケートゾーン専用ソープで特におすすめな「イビサソープ」に関する内容⇓

イビサソープ【効果と31人の口コミ】最もお得に購入できるのは?

対策6:ビデ

ビデを使う時は膣内まで洗い過ぎないようにしましょう。ビデの使い過ぎは、かゆみやにおいの原因になります。

水圧が刺激になったり、膣内を守る常在菌を洗い過ぎたりするためです。生理中の汚れ落としや、お風呂に入れない時に使用するぶんには良いですが、ビデの設定温度や水圧、使用頻度に気を付けるようにしましょう。

3-2.ストレスでデリケートゾーンのかゆみが起きている時の対策方法

「ストレス」は膣内の抵抗力を弱くし、デリケートゾーンのトラブルの原因となります。

バランスの良い食事、良質な睡眠、適度な運動が基本です。そしてストレスを発散する方法を見つけて、こまめにガス抜きをしてください。

かゆみやにおいの原因菌に負けないよう、心身ともにすこやかでいることが大切です。

3-3.感染症によるデリケートゾーンのかゆみとにおいの対策方法

カンジダやトリコモナス腟炎など、「感染症」が原因の時は市販薬や病院で治療を行います。完治すれば症状も気にならなくなります。

市販薬

デリケートゾーンのにおいの市販薬はありませんが、かゆみに関する塗り薬は薬局やドラッグストアに販売されています。

自分で原因がわかっているなら、病院に行かなくてもセルフケアは可能です。カンジダ向けの薬は市販で買えます。

専門家の受診

ただしデリケートゾーンの症状だけで、何の病気か判断するのは難しいです。詳しくは婦人科などで検査をしないとわかりません。

とくにトリコモナス腟炎は内服薬や腟の座薬が必要になり、パートナーも一緒に検査治療をしなくてはいけません。

かゆみとおりものの異常があった時、市販薬で改善されない場合はすぐに病院へ行きましょう。

デリケートゾーンのかゆみとにおいは関係あり!早めに対策することが大切

女性のデリケートゾーンのお悩みに多い、「かゆみ」と「におい」には共通する原因があります。なぜ症状が起きているのか究明し、適切な対策を行うことが重要です。

トラブルが長引く時やおりものの様子がおかしい時は、必ず病院を受診してください。

陰部のトラブルがなくなると快適に過ごしやすくなります。今症状が無い人も、ふだんから清潔にすることを心がけ予防に努めましょう。