陰部のかぶれは薬局やドラッグストアで買える市販薬で治せる?

陰部は、生理ナプキンや下着によってムレやすいですよね。そのため、ムレなどが原因で痒くなったりします。ホルモンバランスやストレスなどで、かぶれの症状が起こることもあります。

デリケートゾーンの不快感を経験したことのある女性は多いのですが、病院に行くのは抵抗があると感じている人が多いのも現状です。出来れば自宅で治したいですよね。

そこで陰部のかぶれに使えそうな、薬局やドラッグストアで買える市販薬を探すことにしました。

1.陰部のかぶれに薬局やドラッグストアの市販薬は効くの?

デリケートゾーンに痒みや痛みなどの「かぶれ」を起こしている時は、薬局やドラッグストアで買える市販薬を塗って、症状を落ち着かせることも大切です。

しかし、市販の塗り薬は全ての症状に効くわけではありません。効果が望めるものと、そうでないものがあるのです。

なぜ効き目の有無があるのかというと、かぶれには種類があり、原因もそれぞれ異なるからです。

市販薬で対応しやすい陰部のかぶれ

まず薬局などで買える塗り薬で、対応しやすいかぶれの原因を紹介します。

・生理ナプキンや下着のムレ
・運動による汗
・衣類の摩擦から来る乾燥
・ホルモンバランスの乱れなど

このように普段の生活が関わっている原因は、市販の塗り薬で治しやすいです。

市販薬で治せない陰部のかぶれ

一方ドラッグストアなどで買える薬で、治せないかぶれの原因は以下の通りです。

・性病のような感染症など

性病のようにウィルスが原因となるかぶれは、市販薬では治せないことが多いです。そもそも性病にかかっているかどうか、自己判断するのは難しいです。

おりものの様子が1つの目安となります。おりものの臭いや色がおかしいなと感じたら、性病の可能性も考えられます。この場合は、婦人科へ行って検査してもらうと良いでしょう。

⇒陰部のかぶれの病院治療に関する詳しい内容は「陰部のかぶれは病院の何科を受診すればいい?【処方される薬の種類】」のページにまとめましたのでお読み下さい。

2.薬局やドラッグストアで買える!陰部のかぶれ向けの市販薬6選

デリケートゾーン専用の塗り薬といえば、「フェミニーナ軟膏」が有名ですよね。テレビCMでも見かける商品なので、知っている人も多く、薬局でもよく売れています。

フェミニーナ軟膏以外にも、同じように陰部のお悩みにむけた商品がいくつか発売されているので、代表的な塗り薬を紹介します。

※商品の値段はすべて税込価格で表示しています。

商品1.小林製薬フェミニーナ

デリケートゾーンの人気商品「フェミニーナシリーズ」には3タイプあります。クリームタイプの「フェミニーナ軟膏S」、ジェルタイプの「フェミニーナジェル」、スプレータイプの「フェミニーナミスト」です。好みのタイプを選べるところも嬉しいポイントです。

フェミニーナ軟膏S

日本で初めて発売された、デリケートゾーンのかゆみやかぶれ向けクリームです。局所麻酔成分と抗ヒスタミン成分により、かゆみの即効ケアが望めます。肌に優しい成分で出来ています。親水性のクリームだから、べたつきも気になりません。

私も以前生理ナプキンでかぶれた時、フェミニーナ軟膏を使ったことがあります。ヒリヒリ感もなく、痒みが軽減されました。クリームの肌馴染みもよく使いやすかったです。今まで陰部の市販薬を使った経験のない人にもオススメです。

・値段と内容量: 950円/15g、1,512円/30g
・1gあたりの値段:約50円~約63円
・使用方法:1日数回患部に適量を塗る
・使用上の注意点:カンジダ症の人、目の周りや粘膜部分には使用しないこと。など

フェミニーナジェル

「フェミニーナシリーズ」のジェルタイプです。パウダー配合なので、クリームよりもさらっとしているのが特徴です。生理中の時や暑い日でもさっぱりと使えます。季節にあわせて、ジェルとクリームを使い分けるのも良いでしょう。

・値段と内容量:950円/15g
・1gあたりの値段:約63円
・使用方法:1日数回患部に適量を塗る
・使用上の注意点:カンジダ症の人、目の周りや粘膜部分には使用しないこと。など

フェミニーナミスト

クリームやジェルは直接手に取って塗るので、手のべたつきが気になるという人もいるでしょう。そんな人にオススメなのが「フェミニーナミスト」です。

スプレータイプなので、陰部にシュッとふきかけるだけでOKです。外出先で急に気になった時に便利です。持ち運び用の携帯サイズも販売されています。

・値段と内容量:950円/15mL、1,080円/30mL
・1mLあたりの値段:約36円~約63円
・使用方法:1日数回患部に適量を塗る
・使用上の注意点:カンジダ症の人、目の周りや粘膜部分には使用しないこと。など

商品2.池田模範堂デリケア

「ムヒ」でお馴染みの池田模範堂から発売されている、陰部専用の商品です。かゆみや痛み、かぶれの緩和が望める有効成分が入っています。有名な「デリケアクリーム」以外にも、男性向けの「デリケアM’s」もあります。

デリケアb

デリケアクリームの大きな特徴は弱酸性です。通常陰部は、弱酸性の状態を保ち雑菌をやっつけるように出来ています。pHバランスを崩さぬよう、デリケアクリームも陰部のお肌と同じ弱酸性になっているのです。

そのため優しくかぶれケアすることが期待できます。無香料でべたつかず使いやすさも良いです。痒みよりもヒリヒリ感が気になる人にオススメです。雑菌の繁殖予防効果も望めるので、清潔に陰部を保ちやすくなります。

短期間であれば妊娠時も使用できるため、妊婦さんからも支持されています。

・値段と内容量:950円/15g、1,382円/35g
・1gあたりの値段:約39円~約63円
・使用方法:1日数回患部に適量を塗る
・使用上の注意点:カンジダ症の人、目の周りや膣内には使用しないこと。など

デリケアM’s

「デリケアM’s」を、テレビコマーシャルでも見たことがある人もいるでしょう。先ほど紹介した「デリケアクリーム」との違いは清涼感です。男性には清涼感が好まれるため、メントールが配合されています。

おもに男性向けの商品ですが、女性も使えます。クールな爽快感が欲しい人や、スーっとした使い心地が好きな人にオススメです。

・値段と内容量:1,026円/15g、1,728円/35g
・1gあたりの値段:約49円~約68円
・使用方法:1日5回~6回気になる部分に塗る
・使用上の注意点:清涼感があるため、始めは少量で試し塗りすること。など

商品3.ユースキン製薬ユースキンラフレ

ハンドクリームでお馴染みユースキン製薬が発売している、陰部専用のクリームです。しっとりしながらさっぱりしています。クリームといっても、乳液に近いほどさらっとしているので、塗った後すぐに下着を着用しやすいです。

かゆみやかぶれの抑制が期待できます。フェミニーナシリーズより、やや刺激は強めかもしれませんが、容器の見た目がとてもスタイリッシュです。

・値段と内容量:842円/20g
・1gあたりの値段:約42円
・使用方法:1日数回患部に適量を塗る
・使用上の注意点:目や口にクリームを塗らないこと。など

商品4.ロート薬品メンソレータムフレディ

ロート薬品の「メンソレータムフレディ」は使用目的だけでなく、使いやすさにもこだわりを感じられます。

かぶれ以外にも膣カンジダ専用クリームも発売されています。クリームのテクスチャーもさらさら系とひんやり系の2種類あるので、自分にあった商品を見つけやすいです。

メンソレータムフレディメディカルクリームn

フェミニーナ軟膏との違いは、抗炎症成分が配合されている点です。生理ナプキンなどによる、かぶれや痒みの抑制効果が望めます。弱酸性で非ステロイド処方なので、肌にも優しく使いやすいです。

5種類の有効成分で、不快なむずむず感にアプローチします。無香料ではなくせっけんの香りがするのが特徴です。パウダー配合でさらっと使えます。

・値段と内容量:950円/22g
・1gあたりの値段:約43円
・使用方法:1日数回患部に適量を塗る
・使用上の注意点:目や口にクリームを塗らないこと。など

メンソレータムフレディメディカルジェルn

フレディシリーズには、クリームタイプ以外にもジェルタイプがあります。清涼感があるので、生理中にもぴったりです。スッキリしない日も、ひんやりと気持ちよく使えます。

クールな使用感で、痒み対策したい人にオススメです。こちらはミントの香りがします。

・値段と内容量:950円/22g
・1gあたりの値段:約43円
・使用方法:1日数回患部に適量を塗る
・使用上の注意点:目や口にクリームを塗らないこと。など

メンソレータムフレディCCクリーム

膣カンジダ用の塗り薬です。医療用成分と同じ成分が入っています。

ちなみに膣カンジダはかぶれではありません。かぶれの正式名は「接触性皮膚炎」といい、下着やナプキンなど外部刺激が原因で起こります。かぶれの症状には痒みや発疹などもあるため、膣カンジダと混同されがちです。

膣カンジダにはフレディCCクリームのように、専用の薬を使用しましょう。

・値段と内容量:1,317円/10g
・1gあたりの値段:約132円
・使用方法:成人(15歳以上60歳未満)、1日2回~3回適量を塗る
・使用上の注意点:使用後は手指を石けんでよく洗うこと。生理中は使わないこと。6日使用しても改善しない時は医師に相談すること。など

商品5.万協製薬ビタトレールデリモア

有効成分がおりものや生理時のかゆみ、下着によるかぶれなどにアプローチします。かゆみなどの陰部のトラブル軽減が望めます。

非ステロイド剤でスースーしない低刺激処方が特徴です。べたつきもなく無香料だから、使いやすさもポイントが高いです。夏のムレやすいデリケートゾーンにもぴったりです。

・値段と内容量:702円/30g
・1gあたりの値段:約23円
・使用方法:1日数回患部に適量を塗る
・使用上の注意点:目にクリームを塗らないこと。など

商品6.フェミノン

かぶれを始め、虫刺されやじんましんにも使える軟膏薬です。かゆみや炎症抑制に、殺菌効果も望める有効成分がバランスよく入っています。

ステロイド成分不使用で低刺激処方だから、陰部にも心おきなく使えます。伸びの良いテクスチャーで、べたつきが気になる人にもお勧めです。

・値段と内容量:950円/20g
・1gあたりの値段:約48円
・使用方法:1日数回患部に適量を塗る
・使用上の注意点:目にクリームを塗らないこと。など

3.デリケートゾーンのかぶれを再発させない方法はあるの?

先ほど紹介したように「フェミニーナ軟膏」や「デリケア」などを使えば、痒みなどの軽減が望めます。ドラッグストアでも手軽に買えるし、わざわざ病院に行かなくて手軽です。それに痒みなどの症状が無くなれば、気持ちもスッキリしやすいです。

しかし根本的に治っているわけではないので、再発する可能性があり日頃から気を付けなくてはいけません。

デリケートゾーンのかぶれは石鹸で再発予防しよう

どうすれば、陰部のかぶれを起こしにくく出来るのでしょうか?
それは「雑菌の繁殖をさせないこと」です。

生理や汗、ホルモンバランスが原因でかぶれるとお話しました。こういった状態だと、雑菌が繁殖しやすくなっているため、肌に異常を感じやすくなります。

したがって、殺菌効果が望めるアイテムを使えば良いというわけです。普段からデリケートゾーンを清潔にして、菌が居心地悪い環境にすれば良いのです。

陰部専用に作られた石鹸で、なおかつ殺菌効果も期待できるようなものがオススメです。私も石鹸をかえてから、においや痒みが気にならなくなりました。今普通の石鹸を使っている人は、陰部専用の石鹸にもチャレンジしてみてくださいね。

⇒デリケートゾーン専用の石鹸に関する詳しい内容は「デリケートゾーン石鹸【におい黒ずみゼロ】おすすめランキングTOP5」のページにまとめましたのでお読み下さい。

4.妊娠中の陰部のかぶれはどうすればいいの?市販薬は医師に相談してから使う

妊娠中はホルモンバランスが崩れやすいため、免疫力も下がりがちです。そのためデリケートゾーンのかぶれに悩み妊婦さんも多いです。

体調やメンタル面にも変化が出やすく、かぶれの症状が起きると、つい市販薬ですぐに治したくなるかもしれません。しかし妊娠中に、薬局の塗り薬を使う場合は、産婦人科の先生に確認してからにしましょう。

先ほど紹介した塗り薬は、処方薬のように副作用が強すぎることはありませんが、念のために聞いた方が安心です。それに妊婦さんの場合は、ただのかぶれではなくカンジダ膣炎の可能性も高いです。

カンジダ膣炎は市販薬だけでは治しにくいので、使っても高い効果は望めません。それに病院なら、症状に合わせた薬を処方してもらえるので、かぶれが気になった時は医師に相談してくださいね。

5.薬局やドラッグストアの市販薬はどうなの?陰部のかぶれに本当に効くの?

むずむずするようなかぶれであれば、痒みの症状は市販薬で解消しやすいです。しかし痒みが強すぎて掻きむしり、傷や炎症を作ると治りにくくなります。

先ほど紹介した薬は主に「かゆみ止め」メインの薬なので、傷や炎症にはまた違う薬が必要なこともあります。かゆみ止めの薬を、一度ストップして炎症止めの薬で傷を治した方が良い可能性もあるのです。

私も前に、傷ができたにも関わらずかゆみ止めを使い続けて、痛みがひどくなったことがあります。傷口もジュクジュクしてしまい大変でした。

市販薬で陰部のかぶれが治らない!そんな時は病院を受診しましょう

市販の塗り薬で治るかどうかは、使ってみないとわかりません。もしかぶれの症状が気になる時は、まず市販薬を使うのも一つの手段です。刺激を感じた場合は、すぐに洗い流して清潔な状態にしておきましょう。

ドラッグストアで買える薬には、かぶれの痒みの症状に効果が望めるような有効成分が入ったものもあります。相性がよければ2日~3日で解消されるでしょう。しかし1週間使っても改善されない場合は、感染症の可能性も考えられます。

なかなか治らない時は、婦人科に行き医師に相談するようにしてくださいね。