陰部のかぶれ【ローションタイプの市販薬や処方薬5選】効果は?

デリケートゾーンのかぶれに効く薬といえば、塗り薬を思い浮かべる人が多いと思います。私も軟膏薬しか使ったことが無かったのですが、ふと「ローションタイプもあるのでは?」と思ったので探してみることにしました。

その結果いくつかの商品を発見しました。数でみるとクリームタイプより、ローションタイプは少な目です。
このページでは陰部のかぶれに良さそうなローションを紹介したいと思います。

1.そもそも陰部のかぶれ向けのローションとは何か?軟膏やクリームとの違い

おもに塗り薬には、軟膏・クリーム・ローションの3タイプあります。今回はローションタイプについて説明しますが、その前に使い分けの例などを解説します。

タイプ別塗り薬の特徴

タイプ メリット デメリット 向いている箇所
軟膏 ・高い保湿効果が望める
・低刺激 ・べたつきがある
・使いづらい ・傷がある部分
・ジュクジュクしている所
クリーム ・軟膏よりさらさら
・吸収しやすい ・軟膏より効果が低め
・刺激を感じることがある ・乾燥している箇所
・皮膚が分厚い所
ローション ・とても吸収しやすい
・さらっとしていて使いやすい ・刺激を感じやすい
・効果の持続力が低め ・頭部など毛髪のある部分

同じ成分内容でもテクスチャーによって、使用感や刺激の感じ方が大きく異なります。陰部には軟膏が処方されることが多いです。

2.陰部のかぶれにローションを使うメリットとデメリット

続いて今回紹介するローションタイプの薬ならではの、メリットやデメリットを詳しく紹介します。さっぱり使いたい人や肌への負担を気にする人にはおすすめです。一方、しっかり塗りたい人や忙しい人にはクリームタイプの方が良いでしょう。

メリット

リキッド状のため粘度が低いのが、ローションタイプの大きな特徴です。クリームよりも伸びがよくさらさらしているから、塗った後すぐに下着を着用しやすいです。例えるなら、化粧水のような使い心地ですね。

ただテクスチャーがさっぱりしているだけで、有効成分がちゃんと入ったものも多いです。効果が低すぎるというわけではありません。

デメリット

ローションタイプは基本手的に無色透明です。そのため塗った箇所がわかりにくいのが、やや難点となります。クリームだと塗り伸ばす前は、白く肌に残るので、塗り残しの心配がいりません。

また水分が多くて油分が少ないため、発汗時は成分が流れ落ちやすくなってしまいます。よく動く人や、運動時すると、せっかく塗っても汗で流れている可能性があるのです。

まめに何度も塗り直せば良いですが、そのままにしておくと、十分に効果を得にくくなりってしまいます。

3.デリケートゾーンのかぶれに効果が望めるローション5選

陰部のかぶれに効果が期待できるローションを調べました。有名なブランドのものもなかにはあって、意外と商品の多さに驚きました。

それぞれの商品の特徴や、値段などをチェックしていきましょう。

商品1.小林製薬フェミニーナミスト

デリケートゾーンのかぶれケアといえば、フェミニーナ軟膏が有名ですよね。同じシリーズのミストタイプが「フェミニーナミスト」です。

かゆみや雑菌にアプローチが望める有効成分が配合されています。液体がミストで出てくるので、広範囲に素早く塗りやすいです。逆さにしても噴出できるようになっています。

・値段と内容量:950円/15mL、1,080円/30mL
・1gあたりの値段:約63円、約36円
・使用方法:1日数回患部に適量を塗る
・使用上の注意点:カンジダ症には使わないこと。目に入らないようにすること。など

商品2.佐藤製薬オイチミンローション

毛髪が生えるところの肌トラブル用ローションです。頭皮はもちろんのこと、アンダーヘアの部分にできる湿疹にも適しています。

4つの有効成分配合で、しっしんや炎症、雑菌などの解消効果が望めます。デクスチャーは乳液みたいだから、べたべたせず、さらっとしています。

・値段と内容量:1,028円/15g、1,304円/25g
・1gあたりの値段:約56円~約69円
・使用方法:1日数回患部に適量を塗る
・使用上の注意点:化膿した部分には使わないこと。など

商品3.パルデスローション

赤ちゃんや子どもにも処方される医薬品です。軟膏とローションタイプがあります。強い抗炎症効果が望めるステロイドが配合されています。キンダベート軟膏のジェネリック医薬品です。

ステロイドレベルは、5段階中4番目です。そのため陰部や顔にも使われることがあります。長期間使うと副作用のリスクが高まるので注意が必要です。

・1mLあたりの値段:約10.2円
・使用方法:1日1回~数回患部に適量を塗る
・使用上の注意点:長期連用をしないこと。など

商品4.リンデロン

陰部のかぶれで処方されるのが「リンデロンVG」です。通常は軟膏を処方されることが多いですが、ローションタイプもあります。

抗炎症効果が望めるステロイドと、細菌の抑制が望める抗生物質が入った医薬品です。ステロイドのなかでも5段階中3番目に強い薬です。医師の処方がないと使えません。

症状が悪化したり、頭痛などを起こしたりする恐れもあるため、用法用量を守って使うことが大切です。

・1mLあたりの値段:約27.2円
・使用方法:1日1回~数回患部に適量を塗る
・使用上の注意点:用法用量を守ること。広範囲に塗らないこと。など

商品5.デルモゾール

軟膏やローションタイプがあります。炎症や痒み、痛みなどにアプローチが期待できます。

リンデロンと同じく、抗生物質とステロイドの入った塗り薬です。ステロイドのレベルも、リンデロンと同じ5段階中3番目です。そのため使い方は説明書をよく読んで、慎重に使ってください。

値段はリンデロンよりデルモゾールの方が割安です。

・1mLあたりの値段:約6.70円
・使用方法:1日1回~数回患部に適量を塗る
・使用上の注意点:医師の指導が無い限り、他のステロイドとの併用は避けること。など

ローションで陰部のかぶれを治す時の注意点

「フェミニーナミスト」や「オイチミンローション」は、薬局やネット通販などでも購入可能の市販薬です。その他に紹介した医薬品は、効果も副作用も強いため、医師の処方が必要になります。

いずれの薬も、用法用量や使用上の注意点を必ず守って使うようにしましょう。自己判断で使うと、かぶれの症状が悪化する恐れもあるからです。

市販薬の場合も気になる人は、薬剤師や医師に相談してから使ってください。

4.陰部のかぶれはローションで治せるの?

今回紹介したローションタイプを、デリケートゾーンのかぶれに使われるケースは低めです。病院受診時も基本的には、軟膏タイプを処方されることが多いからです。

テクスチャーなどの面で、どうしてもさらさらしたローションが良いという人もいるのではないでしょうか。その場合は医師にローションタイプがあるか相談してみてください。

市販薬を買う時は、「フェミニーナミスト」や「オイチミンローション」を選ぶのも良いでしょう。